非常に珍しいペルー料理。検索しても点々としていて、都内でさえも数件といったところか。以前、神奈川県大和市にある「KEMI」というペルー料理屋さんに行って、とても美味しかったので近所にもあるか探してみました。
Googleマップの評価
4.2
★★★★☆
高評価👍
- 「お料理はとても美味しく、日本人に合った味付けです」
- 「めずらしいお酒があり、注文するのが楽しい」
- 「お料理は魚介のマリネがおいしかったです」
- 「ペルー人の味覚から見てもペルー料理らしいと言えます」
- 「良い意味で予想を裏切る味に大満足」
一方、低評価の意見は特にありませんでした!
八王子に「ミスキー」というお店があり、前から気になってましたが、今回は高幡不動にある「ラス・パパス」というお店に伺いました。
場所は高幡不動駅から伸びている不動通りを入ってすぐ。店舗は雑居ビルの5Fにある。通りに面してランチメニューの看板が出てるけど、正直よくわからない。味の想像がつかないというか。ただ見た目は美味しそう。
お店は縦長で意外と奥行きがある。ペルー人と思われる店員さんが2名。たどたどしさはあるものの日本語で対応してくれる。
メニューは前菜から、肉料理、シーフード、米料理、パスタなど多岐にわたる。が、いまいちよくわからない。珍しいお酒も置いてあるみたい。
とりあえず、テーブルの上にあるランチメニューの写真を見ながら「アヒーデガジナ」という料理をオーダー。説明書きには「マイルドなスパイシークリームソースで煮込んだチキン」とあるが、よくわからない。でも美味しそう。
卓上には「ペルー家庭料理の手引き」というレシピ本があった。中身は細かくペルーの代表的な料理の作り方が記されている。気になる料理があったらメモっておくといいかもしれない。
そんなこんなで
ペルー人の店員さんが
「アヒーデガジナ」
を持ってきてくれた!
\バーン!/
ええっ!これがあの「アヒーデガジナ」?すっごい黄色い!こんな色の料理見たことない!かも。
鶏肉が入って、ご飯が添えてあるからカレーみたいなかんじなのかしら?「マイルドなスパイシークリームソース」って。
ちなみにランチセットには野菜スープみたいなのとサラダがついてくる。
では、早速食べてみます!どれどれ。
んん?これは…?どう説明すればいいの?全くカレーではありません。もっと、こう優しい味わい。確かにクリームソースですね。シチューともちょっと違うような。うまく説明できませんが、美味しいです!鶏肉も柔らかく煮込まれてる。
ご飯ともよく合います。うまい!
大きめのホクホクのじゃがいもが入ってました。色を除けば確かにシチューですね。独特な香辛料が使われてますが、変な香りではないですね。
野菜スープはいわゆるミネストローネですかね。味付けは独特だけれど優しい味わいで、野菜の甘みもあって、とても美味しい!サラダは普通。
おおよそ食べ終わった頃に、ショットグラスで何やら紫色の何かを持ってきてくれました。ボソボソっと何か言ってたけれど聞き取れなかった。何これ?何?
未知の食べ物なので、恐る恐る口に運ぶ。
んん!?なんだ、これは。甘い。甘いからデザートだ。酸味があってモサっとしている。シナモンの香りがする。ゼリーのようだけど「あんこ」に近い。小豆の感じ。何これ?
そうだ!さっきのレシピ本でそれっぽいのを探そう!
あ!これかなぁ「紫とうもろこしのあんのスイーツ」?これだ、これだな。
なになに?「マサモラモラーダ」っていうんだ!なるほど。紫とうもろこしの煮汁を片栗粉でとろんとさせて、砂糖やフルーツで風味と味付けをするんだって。へぇ、初めて食べる味だけど優しくて美味しい!ジャムに近いかも。あんことジャムを混ぜた感じ。
ペルーだからとうもろこしをよく使うんでしょうね。料理自体はスペインの影響を受けているのかも。メキシコと似てるけどまた違う感じ。素朴で優しい味わいが特徴。ひょっとして日本向けに味付けしてるのかもしれないけど、口コミではペルー人も美味しいって言ってますね。日本人の口にも合いますね。
【閉業】ラス・パパス
〒191-0031 東京都日野市高幡17−4 ミネギシビル5F